鈴井貴之氏が作・演出を手がける「天国への階段」が、7月19日に東京・サンシャイン劇場を皮切りに、大阪梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティの公演を終え、好評を博している。
本作は、2010年にスタートした鈴井貴之のソロプロジェクト・OOPARTSの公演第4弾。
特殊清掃員の人々を題材に、孤独死を“真面目にポップに”描いた物語が展開。キャストには鈴井をはじめ、ヨーロッパ企画の永野宗典、演劇集団キャラメルボックスの畑中智行、菊地美香、俳優集団D-BOYSの根岸拓哉、平田薫、NEXTAGEの戸澤亮、元SKE48の東李苑、吉田悟郎、そして「水曜どうでしょう」(HTB)でお馴染みの藤村忠寿が名を連ねる。
大阪公演を終え、札幌公演を控えた鈴井氏に話を伺った。

 

 

ーー東京、大阪公演を終えて、感触はいかがですか?
鈴井 自分たちが思っていた以上の反響をいただいています。先日終わった大阪公演では4ステージすべてで、スタンディングオベーションをしていただいて、とてもうれしく思っています。

 

ーー全ステージスタンディングオベーションというのはなかなかないことですね。
鈴井 そうですね。最終日にというのはありますが、全ステージというのはめったにないことだと思いますので、僕らも驚ろくとともにとても感謝しています。

 

ーー今回の題材は「孤独死」ということで、言葉だけ見ると重いテーマですが。
鈴井 でも実際の舞台は、笑って最後に泣ける。という流れの舞台になっています。

 

ーー「孤独死」という題材を取り上げた意味というのは?
鈴井 年齢的に、身近なところで「生」とか「死」とかを考える機会も多くなってきたというのもあるんですが、いろいろな情報を見ているなかで、年間3万人が「孤独死」というかたちで誰にも看取られずひっそりと亡くなっているということを知り、その数にまず僕自身がショックを受けてたんです。だから「どうにかしなければいけない」という意味ではないんですが、今の世の中ってこういう現実があるんだということを知るきっかけになってくれたらという思いが根底にあります。
ただ、そういう背景をそのまま取り上げてはやはりどっしりと重いものになってしまいます。我々がやっているのは、皆様に楽しんでもらう「エンターテインメントを創る」というのが基本ですから、じゃあこの難しくて重い「特殊清掃員」「孤独死」というテーマを、どれだけポップで笑えるエンターテインメントにできるか、というのが今回のチャレンジでしたね。

 

ーー普通に考えると、こういうことは笑っちゃいけないと思われがちですが。
鈴井 そうですね。ただ、難しいことを簡単に伝えたいという思いがあって、重い題材ですが、笑うことで皆さんの日常の目線に近づけて、笑った後に、そのことをちょっと考えてみる。そんなきっかけになればいいのかなと思っています。

 

 

ーー演出のご苦労はございましたか?
鈴井 僕の演出はちょっと普通と違うので、最初、キャストの皆さんも戸惑ったようです。例えば僕は、「重要なセリフは淡々と、どうでもいいセリフを一生懸命言ってほしい」とか言うんです(笑)。あとは、「とにかく動きながら表現してほしい」ということも言いますね。通常の演出と真逆なんで、舞台に慣れた人は最初戸惑いますね。でもそういうところから、日常生活の「切なさ」であったり「リアルさ」であったりを舞台でも表現したいというのがあるんです。

 

ーーOOPARTSの公演は毎回舞台装置も意外性がありますが、今回は?
鈴井 今回は当初、ジャングルジムをイメージしていたんですが。まあそこまで複雑ではないですが、四角い格子が九つぐらいあって、そこを登ったり落ちたり…みたいな動きがあって。そして最後にはセット自体、予想していなかった形に変化します。
でも、そろそろこの流れにもブレーキをかけなければいけませんね。終いにはサーカスみたいになっちゃうので(笑)。

 

ーー今回のキャストに「水曜どうでしょう」でおなじみの藤村忠寿がいらっしゃいますが、藤村さんの役どころというのは。
鈴井 非常に重要な、特殊清掃会社の社長という役です。彼はOOPARTSの舞台に上がるのは3度目なんですが、今までで一番セリフも多くて、内心「大丈夫かな?」という不安はあったんですが、見事にやりきって、びっくりしました。昨日大阪で一緒に呑んだとき「藤村くん、上手になったなぁ」と褒めてやりました(笑)。

 

ーー鈴井さんの役柄は?
鈴井 僕ですか?それはちょっと言えないんですよ。観てのお楽しみということで。

 

ーー最後に北海道のファンの方にメッセージを
鈴井 北海道は自分にとってホームですから、やはり北海道の皆さんに一人でも多くの人に観ていただいて、応援していただけるのが一番嬉しいです。ぜひステージに足を運んで下さい。

 

 

OOPARTS 公式サイト→http://ooparts-hokkaido.net/?rtp=mv01

 

札幌公演

2017年8月11日(金祝)~8月13日(日)

道新ホール(札幌市中央区大通西3丁目 道新ビル大通館8階)

8月11日(金祝) 19:00

8月12日(土) 13:00 / 17:00

8月13日(日) 13:00

 

= 札幌公演 チケット販売 =

●ローソンチケット http://l-tike.com/ooparts4/

電話番号:0570-084-001 / 0570-000-407(オペレーター対応)Lコード:10100
★公演に関するお問い合わせオフィスキューお問い合わせダイヤル011-219-0939(平日 10:00~17:00)

 

仙台公演

2017年8月16日(水)

仙台電力ホール(仙台市青葉区一番町3丁目7-1 電力ビル本館7F)

8月16日(水)19:00

 

= 仙台公演 チケット販売 =
●ローソンチケット http://l-tike.com/ooparts4/

電話番号:0570-084-002 / 0570-000-407(オペレーター対応)Lコード:25000
●チケットぴあ http://w.pia.jp/t/ooparts/

電話番号:0570-02-9999 Pコード:458-609
●イープラス http://eplus.jp/ooparts/sendai/
★公演に関するお問い合わせCoolmine022-292-1789(平日 11:00~19:00)info@coolmine.net

 

松本公演

2017年8月19日(土)~8月20日(日)

まつもと市民芸術館(長野県松本市深志3-10-1)

8月19日(土) 17:00

8月20日(日) 13:00

 

= 松本公演 チケット販売 =
●ローソンチケット http://l-tike.com/ooparts4/

電話番号:0570-084-003 / 0570-000-407(オペレーター対応)Lコード:31120
●チケットぴあ http://w.pia.jp/t/ooparts/

電話番号:0570-02-9999 Pコード:458-711
●イープラス http://eplus.jp/ooparts/

●ホクチケドットコム http://hokurikuticket.com

●まつもと市民芸術館チケットセンター(10:00~18:00)*窓口販売のみ

★公演に関するお問い合わせキョードー北陸チケットセンター(新潟)025-245-5100(平日11:00~18:00 土曜10:00~17:00)

 

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