琴似栄町通という広い道に面していながらもどこか隠れ家感を漂わせる「gopのアナグラ」。開店からまもなく10年を迎えるスープカレーのお店です。店名「gop」とは店主久保田マコトさんにタイの友人が付けたあだな。「アナグラ」は、好きなものに囲まれてカレー作りに日々没頭する場をイメージして付けたといいます。
学生時代からアジアと、その食文化に興味があった久保田さん。社会人になって、札幌のスープカレー草創期に名を馳せた名店に通い詰めるうち、弟子入りを決意します。そこで修行を積み、支店をまかされるほどの腕と信頼を得ました。
修業時代から火加減ひとつにも試行を重ね、旨いカレーを研究してきた久保田さんは「どんな店にもレシピはあるけど、実はそれ以外の部分が大切で、料理人の腕の差は確実に出る」といいます。
「今の札幌のスープカレーは、旨み(ダシ)に重点を置く独自の道を歩んでいるが、ウチはスパイスを重視した、塩と火加減で成り立つ本来のスープカレー。だから現地でしか学べないことも多い」と、毎年のようにスパイスの本場へ赴き、新たな味と食材の追求を続けています。

 

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よく煮込まれたほろほろのとり肉と、野菜、玉子がスパイシーなスープの中で旨みを醸す、定番の「チキンと野菜のスープカレー」をはじめ、タイやマレーシア、ミャンマーなどの味をベースにしたアレンジカレーも守備範囲。他では味わえない個性的なひと皿にも出会えます。日本では馴染みの薄いイレギュラーなメニューにもお客さんの注文が入るのは「gopが出すものなら旨いに違いない」という信用があってのこと。
ただ「美味しかった」と帰る店ではなく、何か心に残る店でありたい。そのために常に勉強は欠かせません。時には図書館で開く書物の中で食材と向き合うこともあるという久保田さん。「自信を持ちつつ、疑ってかからないと向上はない」が信条だといいます。
店主の気さくな人柄に惹かれて常連になる人も多い「gopのアナグラ」。でもその笑顔の内側には「常にマトの真ん中を射抜くような味を追求する」ストイックさが隠れていました。
「とどのつまり、本物でありたいんです」。

 

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gopのアナグラ

所在地 札幌市西区山の手3条6丁目1-17
TEL 011-612-6208
営業時間 平日・土曜 11:30〜21:30、日曜・祝日11:30〜20:30※ラストオーダー30分前
URL http://gop-soupcurry.com/

※各種情報は記事掲載当時のものです。現在は変更となっている場合がございます、予めご了承ください。

札幌市西区山の手3条6丁目1-17

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「この街で暮らしたい」を、叶えます。 RCスタイル札幌 オフィシャルサイトへ

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