旭川の製麺会社に勤めていた店主の石水孝治さんが、脱サラしてラーメン店「いせのじょう」を開いたのは2008年。菊水の古い雑居ビルの一階。決して人通りが多いとは言えないこの場所で始めたカウンター席(現在8席)だけの小さな店は、徐々に口コミでその美味さが評判となり、今やお昼時ともなると行列ができるほどの人気店となりました。
定番のしょうゆラーメンは、道産小麦100%の、こしがあってもちもちとした食感が特徴の麺と、鶏と煮干から時間をかけて丁寧に取ったスープを用い、どこか懐かしい、シンプルなラーメンに仕上がっています。
「いつまでも飽きずに、日常的に食べられるラーメンを提供し続けたい」と話す石水さん。価格も一杯五百円と開店時から変えることなくリーズナブル。
「制約のある中で、いかに喜んでもらえる味を作るか、その工夫もまた楽しいんです」。

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しょうゆラーメンと人気を二分するのが辛口白菜ラーメン(650円)。辛味として使用する唐辛子は、すべて石水さんの生まれ故郷である深川に所有する畑で生産される自家製のもの。休日の畑仕事は趣味も兼ねているとか。1日40〜50皿出るというぎょうざ(6個300円)は、注文を受けてから皮に包みます。具には臭みがなく柔らかい味わいの、千歳産う米豚(うまいとん)を使用。キャベツ、ニンニク、ショウガなどの野菜を多めにした、やさしい食感のぎょうざです。今年の春に手を入れたという店の内装には、生まれ育った実家の廃材を、カウンターを始め随所に使用しました。「特にレトロ感を狙ってじゃないんです。あまりお金を掛けず、現状のまま永く店を続ける。それが自分の肌に合っているというか…」。いい意味で肩の力が抜けた、素朴な人柄が伝わってくる店主と、シンプルな見た目ながら、深いうま味を感じさせるラーメン。「また来よう」。店を出る時には、そう思ってしまう、自分の中で大切にしたいお店です。

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いせのじょう

所在地 札幌市白石区菊水一条1−3−2菊水会館1F
TEL 011−832−6870
営業時間 [火~金]11:45~15:30 17:30~20:30(L.O.) [土]11:45~15:30 ランチのみ営業
駐車場 2台

※各種情報は記事掲載当時のものです。現在は変更となっている場合がございます、予めご了承ください。

札幌市白石区菊水一条1−3−2菊水会館1F

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