「ここを出るとき、気分はハッピーに」店名にはオーナー藤塚さんのそんな思いが込められています。行啓通りにあるカフェちっくBar《ハピスケ舎》。提供される食事メニューは幅も広く多国籍。「お酒に合う、自分が好きなもの、食べたいものを基本」にしています。この店自体、地元育ちでこの地域を愛する藤塚さんが
「こんな店が界隈にあってほしい。無いなら自分で作ろう」という発想だったとか。だから佇まいも街にすんなり溶け込んでいます。だから自分のこだわりが隅々に貫かれています。厳選したスペシャルティ豆を使用したコーヒー。オイルの深い旨味を残すためカフェプレスを使用。本格焼酎、ベルギービールなど、充実したアルコールメニューもこの店ならではの個性が感じられます。長居歓迎。「ゆったりと時を過ごしてもらいたい」ので、慌ただしいお昼時をあえて避け、午後二時から深夜まで営業。
TEXT / MASANORI HORITA
PHOTO / SHIGEO TAMURA