札幌市内の花火大会が年々減少しているなか、
今年も音楽と花火が融合した「モエレ沼芸術花火2016」が9月10日(土)に開催。
その概要を4月13日、実行委員会が発表。
節目の5回目にふさわしく、札幌市が特別後援として事務局をバックアップ。
モエレ沼芸術花火2016代表の糸川一也さんは「特定企業に頼らず幅広い企業やボランティアに支えられ地域が一体となって作りあげ、
後世に遺る市民のお祭りにし、世界に通用する観光資源として地域発展にも寄与するしたい」と語った。
今年は交通アクセスが大幅に改善。
札幌市内11ヶ所、石狩市、江別市から発着の「リムジンバスパック」や
ファミリー向けに「マイカーパック」も4月16日(土)より先行抽選で発売する。
また、より多くの観客に来場頂けるよう
席数も昨年より5,000席増やし23,000席を用意。
開場時間も1時間早く午後4時にし、
混雑解消の対策もしっかり講じるとのこと。
実行委員会学生部代表の冨田百合子さんは
「海外からの観光客にもからにもしっかりおもてなしできるよう
外国語対応のボランティアスタッフも募集している」、
また「内閣総理大臣賞」を史上最多の15回受賞し
「現代の名工」選出された野村花火工業の野村陽一氏は
「モエレ公園の奥行きのある広大なロケーションを最大限に活用し、
世界に誇れる最新の1尺玉花火をお見せしたい」と意気込みを語った。
左から、野村陽一・野村花火工業株式会社代表取締役、冨田百合子・モエレ沼芸術花火2016学生部代表、糸川一也・モエレ沼芸術花火2016代表
また、翌日の9月11日(日)には「世界一楽しいゴミ拾い」が開催される。
昨年は808名参加した大イベントで、今年も老若男女が楽しめる7つのコースが用意される。
(参加は1000名限定で事前登録が必要。参加者は来年の花火鑑賞券がもらえる)
(花火・ゴミ拾いの写真は2015年開催時のもの)