美術教育の現場に関わりながら日々見ている風景の中にくり返される小さな気づきを拾い上げ、色とかたちで再構築している作家、齋藤周による新作個展を札幌のクラークギャラリー+SHIFTにて11月4日から開催します。
日々の暮らしの出来事や、人間関係の中で感じる「何気ないサイン」。体の不調や、赤信号に連続で捕まった時、人との再会が連続した時など、状況は様々ですが、頭で考えずに、それらの感覚や直感をひとつの「合図」と捉えて行動する。そこから自然な流れが生まれていくことを、作家は最近実感しているといいます。
今回の個展では、そんな「合図」を素直に色と形へと落とし込み、視覚化することを試みた新作絵画を展示。イメージとモチーフ、具象と抽象の入り交じった風景を展開していきます。
【プロフィール】
齋藤 周(さいとう・しゅう)
1968年、札幌市生まれ。美術家。札幌旭丘高等学校美術教諭。
美術 教育の現場に関わりながら、札幌を拠点に創作活動を続けている。日々見ている風景の中にくり返される小さな気づきを拾い上げ、色とかたちで再構築している。
【開催情報】
齋藤周展「合図」
会 期 : 2016年11月4日(金)~30日(水)
時間:11:00~19:00(月曜日・第三火曜日休廊)
会場:クラークギャラリー+SHIFT
住所:札幌市中央区南3条東2丁目6 MUSEUM 2階
TEL:011-596-7752
http://www.clarkgallery.co.jp